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2019年11月5日火曜日

テレビとインテリアの関係

人様の家の間取りやインテリアが大好きな私が

日本と海外のインテリアについて
決定的な違いがあると気が付いたこと
 
それは、海外のお宅のリビングの中心にはテレビがない
ということ。

これは自分の生活を見返る意味でも
とても強烈な気づきでした。



上の写真は2軒とも、私がお世話になったお宅のリビングです。

リビングの真ん中には、ソファやテーブル。
そこは、ごろんとなって本を読んだり、
家族や、招いた人たちと会話をするためのスペースとなっています。
(計8軒滞在した中で、ほとんどの家に見られました)

日本の場合、私自身の実家ふくめ、親戚宅、友人宅
ほぼ100%といってもいいほど
リビングの真ん中にはテレビがあり、
そこを囲むようにしてソファやテーブル(こたつの場合も)がある。

なんだか、こういうインテリアの配置の違いによって
生活=日々の時間の使い方が違う気がして
頭をがつーんとやられた気づきでした。

では一体テレビはどこに置かれているか?
というと、
テレビ自体ない家もあったけれど、
多くは部屋の隅にちょこんと置かれていました。
なんだか追いやられているように見えるほど…

日本に留学したことがあるオージーの男の子が
「日本はテレビ番組が面白すぎる!オーストラリアはつまらないからね・・」
と言っていたことがあったのですが
面白すぎるがゆえの結果か。

自分の意見を言うことが苦手だとされている日本人。
テレビに向かっている時間が多すぎるのも要因の一つかも?



2019年10月8日火曜日

こんまりメソッドも断捨離もいいけれど


人々の暮らしや、インテリア研究が趣味ですが
日々の生活に必須な「掃除」について。

今日は私が友人たちに超絶おすすめしている本を紹介したいと思います。
イギリスの風水第一人者によるスペースクリアリング術。


「ガラクタ捨てれば自分が見える」


本のレビューを読むだけでもモチベーションが上がります。


巷でよくある風水術。それを実践するだけじゃ運気は上がらない。
なぜかというと、風水は家の中の「気」の流を良くするためのものだけど、
その家の中にそもそも「ガラクタ」が溜まっていては、いくら風水術(〇〇に鏡を飾るとか、家具を配置するとか・・・)を実践しても、「気」の通り道がないために効果は上がらないのだとか。

だからまずは掃除がすごく大切で、
その詳しい掃除の方法を著者は「スペースクリアリング」術として紹介しています。


まずは、家の中のよどんでいるエネルギーを浄化してクリアにすること
=”ガラクタ”を処分することからはじまります。
そうすることによって、家の中だけではなく、個々の人生をも滞らせていたエネルギーの流れを改善させることができるそうです。
掃除や整理整頓によって、自分の心の中のモヤモヤがなくなるというのは、こんまりさんや断捨離で見出されているものと一緒ですね。


しかし、
そこから一歩進んでこの本には面白みがあります。
著者が風水の研究者であるということで、例えば、「財産・繁栄」をしたければ部屋の〇〇の分をスペースクリアリングする、など、ガラクタの風水定位盤のチェックができるということ。住んでいる家のどこがどのように人生に影響を与えているかを理解するための方位が載っています。


この風水定位盤(本に載っています)が面白いなぁと思い、
友人に見せたところ、即答で「まさに!!」と返ってきました。
友人は美容師をしているのですが、ある時なんだか無性に掃除がしたくなり、リビングの窓のサッシに溜まったホコリをせっせと拭き取ったとのこと。
その掃除の数日跡に、お客さまからの指名が急に増え始めた。
本の風水定位盤では、友人宅の窓サッシの場所はまさに「財産・繁栄」の位置だったのです。


目には見えないエネルギーについて、そして風水要素も満載なので、スピリチュアル系が苦手な人には少し抵抗があるかもしれませんが、掃除や片付けなどのモチベーションアップにつながるおすすめの本です。


私は定期的に読み直して、その度にスイッチを入れて、ガラクタ処分、スペースクリアリングを実践しています。
ゴミの日の前にやればいいのに、なぜかスイッチが入る日って、ゴミ収集車が行ってしまった後とかなんですよね・・不思議。。

2016年8月24日水曜日

ウーフをするなら一人?

ブログ、長いことお休みしていました。
「オーストラリア ウーフ」「タスマニア ウーフ」と検索して訪れてくれる方がいるようなので
私の記憶がある限り、すべての情報、当時の経験をまた綴っていこうと思います。
どなたかのこれからのウーフ体験、海外への挑戦などに少しでもお役立てれば嬉しく思います。

*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

「滞在先で、ウーファーは一人の方がいいか?他にもウーファーがいた方がいいか?」
今日はこのことについて書きたいと思います。
 ※ウーファーとは、ウーフをする人のことを指します



                          タスマニアの空

私は誰かと部屋をシェアするのはちょっと・・・というタイプだったので
滞在先において「own room」マストで探していました。とすると、必然的にウーファーは自分一人という場合がほとんどになります。
(own roomを複数もっているウーフ先は限りなく少ないため・・)

ほとんどひとりでウーフ経験をした私の見解は、
「他にもウーファーがいた方が楽しい!」(はず)です。

ウーファーが自分ひとりというのは、なかなか孤独です。
日中の農作業のほとんどを一人でこなすことになるからです(1日5~6時間)。
ホストマザーもたまに手伝ってくれますが、彼女たちのほとんどが自分の仕事があったり、
子育てをしたり、あれしたり、これしたり、、、と忙しいため、
一緒に農作業をするということはなかなかありません。
そうするとコミュニケーションがなかなか取れないんですよね。つまり、「無言』の時間が増えます。

目の前にあるのは、土、草、花、たまに虫、たまに羊!とか。



「あれ、1年前私はオフィスでバリバリ働いていたけれど
私は今オーストラリアの大地で無言で草を刈っている・・・」と不思議な気持ちになったり
「ここで私はいったい何をやっているのだろう・・・」と思うこともありました。
しかし、自分の人生について本~当によく考え、向き合う時間でもあったので貴重な時間といえばまさしくそうです。あんなに大自然の中で無になる時間というのは、なかなか得られないものであったとも思います。

ほとんど一人で過ごしたウーフ生活でしたが
3日間だけ、他のウーファーと生活を共にした経験があります。
タスマニアで最初に訪れたウーフ先でのこと。同い年くらいの台湾人の女の子が、私と入れ違いで出るはずだったのですが、航空券がとれなかったとのことで、3日間だけ一緒になったのです。

彼女と一緒に作業をしている間は、もちろんずっとしゃべっているわけではなくもくもくと作業にとりかかるので無言の時間も多いですが
「この土どこに運べばいいの?」から「虫が出た!」とか、 「ここ滑りやすいよ!」「雨が降りそうだね」などなど。
その場所で一人ではないという安心感や、経験を一緒に共有できる仲間がいたというのは
一人だけのウーフよりも楽しかったかなと思います。

もちろん一人のメリットもあります。夕飯時など、ホストとのコミュニケーションをダイレクトにできますし、なんといっても可愛がってもらえます。笑

きっと、どちらにもメリットはあるので、どちらも経験できれば一番良いのかもしれませんね。



当時抱いていた孤独な気持ちは、私はその時、ブログには綴りませんでした。
弱音はブログに書かないようにしよう!と少し気張っていたからです。

でも、今は逆に当時の不安に思っていたことなども含めて赤裸々に書いていこうと思います。

どんなことも表裏があります。かといって、変に心構える必要もないと思いますが、すべて情報の一つとして、とあるワーホリの一つの経験として、さらっと読んでいただけたらと思います。